弁護士に相談する3つのメリット
ご自身で交渉を進めると、お身体や心にご負担がかかるうえ、
示談金で損までしてしまう可能性があります。
- 示談交渉を弁護士に依頼できる
- 専門家に任せる安心感
- 精神的なストレスがなくなる
事故発生後に、ご自身で示談金に関する交渉を進めると、非常に高い確率で相場よりも低い金額で見積もられてしまいます。
しかしながら、専門知識がなければ「その示談金が低いのかどうか」の判断もままならないため、言われるがままに示談書にサインをしてしまうケースが後を絶ちません。
また、一度示談書にサインをしてしまうと、あとで相場よりも低い金額であることに気が付いたり、遅れて後遺障害が出てきてしまったりしても、示談内容を覆すことは、ほぼ不可能です。
面倒だからといって、簡単に署名捺印をすることは、絶対に避けてください。
また、示談金額だけではありません。
慣れない交渉が続くことで、治療になかなか専念できず、先が見えない不安に加え、怪我の痛みとも闘う中で、身体にも心にも負担がかかってしまいます。
弁護士に依頼すると、
数々のメリットがあります。
弁護士に依頼する3つの大きなメリット
弁護士に相談をすると、数多くのメリットがあります。
ここでは、「精神的・身体的・金銭的」という3つの切り口で整理をしてみます。
- 1. 精神的メリット|精神的な支えとなり、負担を取り除ける
- ・高圧的な保険会社との交渉を代わりにしてもらえる
- ・本当の味方を得られる
- 2. 身体的メリット|適切な治療を続けられる
- ・面倒な手続きから解放され、治療に専念できる
- ・適切な治療の継続に向け、交渉してもらえる
- 3. 金銭的メリット|適切な補償を受けられる
- ・賠償金の増額が期待できる
- ・適切な後遺障害等級認定を受けることができる
メリット1|精神的メリット|精神的な負担を軽減。
交通事故の被害者の方は、ある日突然事故に遭遇してしまいます。突発的かつ初めてのことで右も左もわからず、先が見えない状況の中で、心に大きな不安を抱えてしまうことが多くあります。大きな怪我を負ってしまった場合などには、不自由な入院生活や通院治療の毎日に加え、会社を休む必要性なども生じ、大きなストレスが負担となってのしかかります。
弁護士に相談してもらえると、全てではありませんが、一部の精神的な負担を取り除き、支えになることができます。
高圧的な保険会社との示談交渉を代わりに行います
交通事故に遭ってしまうと、保険会社と過失割合や治療費、休業損害などに関する交渉が必要になってきますが、被害者自身で対応すると、精神的な大きな負担が生じることも少なくありません。保険会社は、いつも交渉を行っている、いわば「交渉のプロフェッショナル」です。その相手と対等に交渉を進めるためには、交通事故問題に関する法律的な知識や、医学的な知識が必要になります。つまり、ご自身で行う場合は、この専門知識の勉強が必要になります。専門知識の勉強と示談交渉、治療や手続きすべてをご自身で行うのは、至難の技と言えるでしょう。
また、保険会社は少しでも示談金額を下げようとするため、高圧的な態度で交渉に臨んでくることも珍しくありません。ただでさえ、怪我や不安でストレスを多く抱えているにもかかわらず、高圧的な担当者との交渉も必要となると、被害者が感じる精神的な負担は計り知れません。
弁護士は、これらの保険会社との交渉を代わりに行うことができますので、交通事故被害者の精神的な負担を大きく減らすことができます。
本当の味方を得られる
保険会社は、被害者の味方ではありません。
どこの保険会社も、慈善事業で人助けをしているわけではないため、あくまで自社の利益を優先します。保険会社の担当者に恵まれれば、交通事故被害者のことを考え、親身に相談に乗ってもらえることもあるかもしれませんが、「保険会社は自社の利益を残さなければ、継続できない。」という事実は変えようがありません。
そのため、支払い額を極力下げるよう交渉を進めてきます。
中には、保険会社の担当者が高圧的に交渉を進めてくることもあり、被害者は先が見えない不安を抱えながらも、周囲に適切な相談者がいないため、一人で不安や悩みを抱え込み、精神的に大きなストレスを受けてしまうことも少なくありません。
そのような中で、弁護士に相談をすると大きなメリットがあります。
弁護士は、100%交通事故被害者の味方として活動します。
交通事故問題の経験も豊富なため、先が見えない不安も取り除けますし、悩み事の相談にも親身に乗ることができます。被害者の状況を考え、起こり得るトラブルを事前に回避できるよう、アドバイスを行うことも可能です。
このように、信頼できる本当の味方を得られるという点が、精神的な支えとなる2つ目のメリットと言えます。
メリット2|身体的メリット|適切な治療を続けられる
交通事故の被害に遭ってしまってから一番大切なのは、治療に専念し、しっかりと怪我を治すことです。
しかしながら、事故直後は面倒な手続きや書類作成が多く、全てをご自身で進めると、なかなか治療に専念ができません。
また、治療を続けていく中で、保険会社から「そろそろ症状固定ですね」などといった形で連絡があることがあります。こちらを容易に受け入れてしまうと、まだ回復の見込みがあるにもかかわらず、治療・休業補償が打ち切られてしまいますので、注意が必要です。
面倒な手続きから解放され、治療に専念できる
交通事故被害者になってしまうと、事故処理や手続き等々、治療以外にやらなければならないことが山積みです。
【交通事故被害者の主な手続き一覧】
① 相手方保険会社との交渉(物損担当者、人損担当者)
- 物損の時価額の交渉
- 物損の評価損の交渉
- 物損のレンタカー貸し出し期間延長の交渉
- 物損 買い替え諸費用の交渉
- 病院転院先について相手方保険会社への連絡
- 通院交通費の申請
- 休業損害や通院交通費の内払(先払い)の交渉
- 治療期間延長について相手方保険会社との交渉
- 慰謝料増額の交渉
- 休業損害支払い、増額の交渉
- 逸失利益の増額の交渉(労働能力総喪失期間の交渉)
- 過失割合の交渉
- 判例の収集
② 自賠責保険へ被害者請求
- 被害者請求書面の記入
- 事故状況図の記入
- 病院等から診断書・レセプトの取り付け
③ 後遺障害診断書
- 後遺障害診断書の加筆・修正を医師に依頼、医療照会
- 画像の判断
- 陳述書の作成
- 警察への届け出
- 警察立ち合いでの実況見分
- 裁判になった場合(訴えられた場合)、反論書面・証拠作成、裁判所への出廷等
ほとんどの交通事故被害者は、これらの手続きに関して、初めての経験になることが多いため、時間を多く取られてしまい、無理をしてしまうケースが少なくありません。無理をして対応をすると、怪我の治りが遅くなることもあります。交通事故被害者が優先すべきは、ご自身の怪我の回復になりますので、どうかご無理はなさらないでください。
弁護士にご相談いただければ、被害者の代理人となるため、ほとんどの手続きや交渉を代わりに行うことができます。交通事故被害者は、面倒な手続きから解放されますので、ご自身の治療に専念でき、体調を万全に整えることに集中できます。
また、専門的な経験を多く積んでいるため、ご自身で手続きを進めるよりもスムーズ且つ確実な進行が可能という点も大きなメリットと言えます。
適切な治療の継続に向け、交渉してもらえる
交通事故に遭い、治療を受けていると、まだ回復の見込みがあったり、痛みが残っているにもかかわらず、保険会社が治療費の打ち切りや症状固定を打診してくることがあります。保険会社の担当者は交渉のプロですので、被害者の方は、この要求が妥当だと思い込み、要求を受け入れてしまうケースが多く、その結果、治療費を打ち切られ、満足な治療を受けれないことも少なくありません。
まだ回復の見込みがある場合や、痛みが残っている場合は、適切な治療や補償を継続してもらえるよう、被害者に変わって弁護士が直接交渉を行います。
また、適切な後遺障害等級が認定されるよう、治療中から適宜アドバイスを受けられるのも、弁護士に相談するメリットです。
メリット3|金銭的メリット|適切な補償を受けられる
交通事故に関する各種手続き等をご自身だけで対応すると、相場よりも少ない金額で示談してしまったり、認定されるべき後遺障害等級よりも低い等級で認定(又は非該当)されてしまうおそれがあります。この「相場」や「等級認定の妥当性」に関しては、専門的な知識がなければ判断ができないため、通常は気がつくことすらままなりません。
賠償金の増額を期待できる
交通事故被害者が受け取る損害賠償金には、一定の基準に則った相場があります。
具体的には、「自賠責保険基準、任意保険基準、裁判所基準」と呼ばれる3つの基準があり、怪我や後遺障害の等級に応じて、相場が定められています。
- 裁判所基準
過去の裁判の判例などを元に算出される基準。別名:弁護士基準。
- 任意保険基準
保険会社ごとに定められた独自の支払基準。
- 自賠責保険基準
自賠責保険の支払額による基準で、最低限の補償基準。
保険会社は、「これが当社限界の提示額です。」などと言って示談金の提示を行なってきますが、これはあくまで任意保険基準で計算をした際の上限金額であり、裁判所で認められる基準に則った上限金額ではありません。
交通事故被害者は、一番高い「裁判所基準」で賠償金を請求することができるため、保険会社が提示してきた賠償額よりも高い金額を、交渉によって獲得できる可能性があります。
ただ、この基準での交渉をご自身で行うのは至難の技です。交渉相手は何件もの示談交渉を日々行なっている保険会社の示談交渉担当員になります。交渉のプロである彼らに太刀打ちするには、相応の専門知識と経験が必要になります。交通事故に強い弁護士の場合、非常に多くの交渉経験を積んでいるため、高い確率で賠償金の増額が可能となります。
適切な後遺障害等級認定を受けることができる
一定の後遺障害が残り、治療を続けても回復しない状態(症状固定)となった場合、後遺障害等級の認定申請を行い、後遺障害の有無、程度を判断することになります。 後遺障害の等級は、1級から14級までがあり、後遺症等級が認定されるか否かが損害賠償金額に大きく影響しますので非常に重要になります。
しかしながら現実は、後遺症等級が認定されるべきケースでも非該当になったり、残存した症状に比べて過小評価されてしまい、下位の等級で認定されてしまうケースもあります。 交通事故問題に強い当事務所にご依頼いただけましたら、適切な等級が認定されるためのポイントを押さえ、必要に応じて顧問医との連携を図りながら効果的な手続きを行います。したがって、適正な後遺障害等級の認定を受けられる可能性が高くなります。
以上のように、弁護士に相談をすると、心と身体の負担を取り除くことができ、適正な補償を受けることができるようになりますので、なるべく早い段階でご相談いただくことをお勧めいたします。
弁護士に依頼をする、数少ないデメリット
弁護士に依頼をする際、唯一と言っていいデメリットがあります。
それは、弁護士費用がかかってしまう可能性があるという点です。
反対に言えば、弁護士費用を実質0円にできる可能性もありますので、「弁護士費用特約」に入っているかどうかをご確認ください。
弁護士費用特約に
入っている場合
弁護士費用特約に入っていれば、弁護士費用を保険会社が負担してくれるため、実質0円にて弁護士への依頼が可能になります。その結果、弁護士に依頼する際の、数少ないデメリットを払拭できます。
※弁護士費用特約に関しては、上限や条件等がございますので、詳しくは下記よりご確認ください。
弁護士費用特約に
入っていない場合
弁護士費用特約に入っていない場合、弁護士費用が必要になります。
いろはでは、初期費用0円・完全後払いの成功報酬制を採用しておりますので、ご相談前にまとまったお金は必要ありません。
また、相談料は何度でも無料ですので、まずは一度、お気軽にお問い合わせください。