交通事故 解決事例集

大阪府池田市の40代男性が、後遺障害障害等級12級10号に認定された事例

依頼者について
年齢
40代
性別
男性
住所
大阪府池田市
受傷部位
傷病名
腰臀部打撲、両膝打撲、右第3・4指捻挫、両膝打撲擦過傷、右環指中節骨骨折、右中指中節骨骨折、頚椎捻挫、右肩関節打撲傷、腰部挫傷、両膝部打撲傷
治療期間
6.3ヶ月
後遺障害等級
12級10号
解決方法
交渉
ご依頼から解決までの期間:
3.1ヶ月
前後比較
弁護士ご相談前

後遺障害等級

認定前にご依頼
弁護士交渉後

後遺障害等級

12級10号
事故発生~解決まで
事故状況
雪の影響で路面が凍結しており、非常に滑りやすくなっていました。

第三者が既に前方で衝突事故を起して駐車していたのですが、ご依頼者の車もスリップし衝突してしまいました。衝突後、左側に車を寄せて降車してところに相手方車両(大型自動車)が衝突してきたため、ご依頼者は自車に吹き飛ばされて溝に落ちてしまいました。
弁護士の対応方針
症状固定後に後遺障害が認定された事案においては,損害として後遺傷害慰謝料や逸失利益が発生することに加え,症状固定時までに発生した入通院慰謝料や休業損害等も高額になることが多く,相手方任意保険会社の提示金額と裁判所基準における金額とに大きな開きが出ることが少なくありません。本件は正にそういった事案でした。

もっとも,実際に裁判を行うとなると解決まで長期の期間を要します。そこで,相手方任意保険会社と交渉することで裁判所基準の金額に大きく近づけることで,示談による早期解決を目標としました。
解決のポイント
示談によって解決するためには,示談条件につき,相手方任意保険会社からの合意を得ることが不可欠です。
そこで,当方から裁判所基準に基づいた示談案を提示するに際し,相手方任意保険会社を説得するため,入通院慰謝料,休業損害,後遺傷害慰謝料,逸失利益等の各損害について,なぜその金額が妥当なのかという説明を詳細に記載した文書を作成し,提示を行いました。

これにより,相手方任意保険会社においても,本件が裁判に移行すれば結局当方の提示金額が認容される可能性が高いことを理解してもらい,当方の提示金額をベースとした協議が可能となりました。

結果として,裁判を経ずに850万円以上も増額した条件にて,早期に解決することができました。

弁護士のコメント

相手方任意保険会社の提示する金額は,裁判において実際に認容される金額とは異なります。早期解決という観点から,裁判所基準よりも譲歩した金額で示談するケースは珍しくありませんが,本件のように裁判所基準と大きな差があるケースも存在することに注意しなければなりません。

相手方任意保険会社からの提示金額が妥当な金額といえるのかご不安な場合には,一度弁護士に相談されることをおすすめいたします。

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