交通事故 解決事例集

80代女性の死亡事故で、裁判基準による賠償金を受け取った事例

依頼者について
年齢
80代
性別
女性
解決方法
交渉
ご依頼から解決までの期間:
12.0ヵ月
前後比較
弁護士ご相談前

後遺障害等級

弁護士交渉後

後遺障害等級

事故発生~解決まで
事故状況
被害に遭われたのは、ご相談者のご祖母様です。電動シニアカーを運転中、後退してきた2トントラックに轢かれました。転倒して頭部を強打しドクターヘリで病院へ搬送されましたが、昏睡状態が続き、数日後に亡くなられました。
ご相談の経緯
ご相談者はご祖母様とは離れて暮らしていました。遠方のため状況を掴みにくく、さらに初めての事故のため、どのように対応していけば良いのか、また賠償はどうなるのかなど、解決までの流れを当事務所にご相談頂きました。
弁護士の対応方針
ご相談時には昏睡状態であり、今後の回復状況次第で将来の介護態勢やこれに対する賠償を得なければいけないとお話していました。

その数日後に被害者が亡くなられたため、事故と死亡との因果関係を前提に、示談交渉することとしました。事故状況について、相手方当事者からの話しか確認できなかったため、不明確な点がありました。そのため、事故状況の精査が必要と考えました。

また、遠方からのお見舞いのため、交通費も嵩んでおり、ここも争われることが予想されたため、経路と領収証等の資料を早期の段階から確認しました。他方で、ご遺族は、早期に解決をしたいとの意向を強く持たれていました。
解決のポイント
相手方の任意保険会社は、被害者側の過失を15%と主張してきました。この点、初動の段階で確認できていた事故状況に鑑みれば15%は相当であると考えられました。

しかし、少しでも有利に捉えられる事情があればと思い、さらに事故状況の調査に尽力しました。その結果、相手方車両の停車位置に関し、指摘し得る点を発見し、5%の減算を求めることができました。

ご家族分の交通費については、全期間を表にまとめ、お見舞いの必要性を主張して全額賠償を得ることができました。示談交渉のなかで、死亡に対する慰謝料も争点となりました。当方は、裁判基準で算定して交渉しましたが、相手方はこれを大きくした回る金額を主張してきました。

これに対しては、相手の減額に合理的な理由がなかったため、不当な減額に応じることはできなかったため、裁判となった場合の見通しを根気強く相手に伝えて交渉をしました。その結果、裁判所基準に相当する金額で賠償を受けることができました。

弁護士のコメント

被害者側に過失が出てしまう場合、過失相殺は全体の示談金額に対して及ぶため、それが5%でも変われば、最終示談金額が大きく変わります。

特に本件のようは被害者が亡くなられた件では、示談金額が大きくなり、5%が如何に大きいか想像に難くないでしょう。この点を粘り強く調査・交渉した結果、5%の減算を得ることができました。

慰謝料についても、示談交渉で裁判基準による賠償を得ることができ、早期解決を望んでいた依頼者のご希望にも沿うことができました。

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